2023/07/01

集客の悩み「王道の打開策」

From:長嶋雄二

「ライバルが増えすぎて、マジでやばい…」

先日、知り合いの治療家から
そんな相談を受けました。

きっとあなたも
ご存知だと思いますが、、、

治療院は
完全な供給過多の業界です。

コンビニよりも多く、
半径500m以内に
治療院が30軒以上
ある地域も実在したりします。

そんな状況なので、
『患者さんに選ばれる治療院作り』
をしなければ、なかなか繁盛できません。

じゃあ、患者さんから
選ばれる要素ってなんでしょうか?

例えば、、、

・治療効果が「高そうか」「低そうか」
・雰囲気が「良さそうか」「悪そうか」
・料金が「安い」「高い」
・施術時間が「短い」「長い」
・通院回数が「短い」「長い」
・自宅から距離が「近い」「遠い」
・診療時間が「短い」「長い」
・保険が「利く」「利かない」
・ターゲット属性を「絞っている」「誰でもウェルカム」
・症状や部位を「絞っている」「どんな症状や部位もウェルカム」

などなど、、、
こうした情報から患者さんは判断して、
そこに行くかどうかを検討するものです。

なので、新規の患者さんを集めたいのなら、
ホームページや院の見た目、チラシでアピるポイントを
ブラッシュアップすることが大事。

なので、新規患者さんを集めたいのなら、
選ばれる治療院の各要素を
磨き続ける必要があります。

そして、患者さんが

「ここに行きたい!」

と感じてくれるように
選ばれる要素をアピる必要があるんです。

でも大抵の場合は、、、

「新規患者さんにとって
 魅力的な表現をする方法が分からない」

「考えてみたけれど、私の治療院は
 コレといった魅力がない…」

という壁にぶつかってしまう人も
少なくありません。

なのでそんな時に、
よくある王道の打開策が…
「専門特化」です。

例えば、
こんな有名な話があります。

あるところに、
ニキビ薬を販売していた
会社がありました。

でも、同じ成分、同じ効能のニキビ薬は
世の中にたくさん売られています。

じゃあ、どうすれば
爆発的に売ることができるのか?

その答えが、「専門特化」です。

ニキビ薬を単なるニキビの薬
として売るのではなく、

「○○専用ニキビ薬」

とすればいいんです。

・大人ニキビ
・アゴニキビ
・背中ニキビ…

このようにすることで、
爆発的に売れたニキビ薬がある…
というお話です。

なぜ売れるのか?

もし背中ニキビに悩んでいる人がいれば、
単なるニキビ薬よりも、
背中ニキビ薬を買いますよね。

もし背中ニキビにめっちゃ悩んでたら
「これこそ、俺が探してた薬だ!」
と感じてくれるものです。

要するに、
どんな業種であっても、、、

もし、お客さんを
集めるに足る魅力がないのでしたら、

「専門特化」

という手段があることを
知っておいてください。

きっとあなたのビジネスでも
専門特化できる要素は
いくつもありますよね。

ただし、他がやってないからといって、
安易な専門特化は厳禁です。

お客さんからニーズ、社会的なニーズが
まったく無い部分で専門特化しても
誰も欲しがってくれません。

では、何に専門特化したらいいのか?

そこは、まず最初の一歩として、
ライバルをリサーチして下さい。

なぜ、ライバルリサーチがいいのか?
というと、、、

店舗ビジネスは基本的に
他のエリアで上手く行っていることを
上手にまねすることで
上手く行きやすいからです。

なので、ライバルリサーチをした上で、
周りはどんな闘い方をしているのか?

みんなどんな専門性を打ち出しているのか?
どんな特化をしているのか?いないのか?

そんなことをリサーチしてみて、
あなたのコアなメッセージを作ってあげてください。

それができるだけでも、
集客力が変わるし、
喜んでくれる人が増えるはずなので、
ぜひ試してみてくださいね。

ps.
治療院業界に限らずだと思いますが、、、

似たようなチラシ、似たようなHPは
本当に増えてきましたよね。

だからこそ、
『あなただから言える専門性』
ここをうまくアピールしてあげてください。