From:脇田優美子
ここしばらく、ある企画に没頭しています。
詳細について書くことはできないのですが、インフォビジネス企画です。
インフォビジネスと言えば、セールスライターにとって花形と言われることもあるジャンルです。
勇躍して取り組んだのですが…
概念の殻が破れない
真剣に真面目に取り組むこと自体は悪くはないと思うのですが、意識の目を見開いていなかったのがいけなかったと思います。
リサーチすれども教材を参照すれども、出てくるアイディアは当たり前に過ぎることばかりで、とても企画と呼べるようなものになりません。
情報を販売すると構えると、どうかするとお勉強、教えてしまう内容に傾いてしまいます。
ニーズばかりに引きずられてしまい落とし穴に落ちているのは自分でもわかりました。
そんな私にある人物が、そっとヒントを渡してくださいました。
その言葉は
“すべては、今までやったことのないことへの挑戦です”
やったことのない事の海にさまよう
いただいたその言葉は全くその通りで、自分の概念の中だけで考えを巡らせても、まだ存在していない新しい試みの企画を生み出せるわけがありません。
その人物はヒントの言葉とともに道しるべまで下さっていたのですが、それが「他の業種業界から学ぶ」ということです。
あ、それなら聞いたことがある、とあなたは思われたかもしれません。
マーケティングを少し学んだことがある方なら、別の業界のコンセプトを取り込め、というアドバイスをどこかで耳にしたことがあるでしょう。私もあります。
けれど、知っていたからといって適用できるものでしょうか。実際は全然そんなわけにはいきません。
事例というのは探せばいくらでも見つけられます。けれど、膨大な情報の中から何を抽出して最適な状態にして取り込むことができるのか、そこがまさに実力どおりのアウトプットしか為せないところです。
焦りではなく、あまりの自分の非力と言いますか、山の頂の高さを感じました。
そして私のもどかしい様子を見かねてのことでしょう。とうとう、その人物からビッグアイディアがもたらされたのです。
ビッグアイディアをいただいたのに
その人物からもたらされたビッグアイディアを目にした瞬間、「すごい!」と唸りました。
すべてを包み込んでいて、急所を突いていて、法的にもクリアしているという、それは見事な文字通りビッグなアイディアでした。
ビッグアイディアは、誰が見てもビッグアイディアとわかる美しいものです。
それでは、ビッグアイディアをいただいた私が、そこからスイスイと企画を組み立てられたでしょうか?
残念ながら現実にはまるで歯が立ちません。
素晴らしいコンセプトというものは、それを生み出した人物のレベルになって、初めて扱えるものだということを思い知らされるばかりです。
たとえるなら、スターウォーズのライトセイバーを、ジェダイではない者が手にしても何もできないように、
アベンジャーズのソーのムジョルニアを、ふつうの人間が持ち上げることができないように、
ハリポタのグリフィンドールの剣を、選ばれし者ではない者が手に取ることができないように…
ビッグアイディアを目の前にして、美しさに感心しながらも、武器として使いこなせないのです。
こんなに美しいビッグアイディアをもたらしてくれた人物とは、もちろん私のボスである楠瀬さんです。
アイディアを生み出しそれを生かすために、リサーチすることは必須ですし、書籍や教材で学ぶことは当然のこととして必要ですが、たとえビッグアイディアを手に入れたとしても、それに見合う実力が備わっていなければ展開できない、ということを体感できていることが、より意味が大きいと感じています。
ビッグアイディアを生み出し扱える楠瀬さんに尊敬を新たにするとともに、常に意識的に新しい場に踏み出す挑戦を続ける、というセットアップをし直したところです。
そして、せっかくいただいたビッグアイディアを何とか生かしていくために、お客様に心底寄り添うことを自分に課していきます。
企画と格闘する日々はまだまだ続きます…
PS
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