From:長嶋雄二
“Aさんと連絡とれますか?…
突然、昔のクライアントから
そんなメッセージが届きました。
メッセージをくれた方は
動画クリエイターのAさんに
仕事を依頼していたのですが、
最近連絡が取れずに困っており、
僕とAさんが繋がっていることを知って
連絡をくれたのでした。
話によると…
Aさんと段々連絡がつかなくなり、
今では音信不通になってしまったとのこと。
そして、公式サイトやSNSも
停止されていたので、
困り果てている様子だったんです。
詳細なことまで
僕にはわかりませんが、
きっとAさんは、この仕事から
フェードアウトしてしまったのかもしれません。
例えば、タレントや芸人の世界で
一発屋と言われる人と
長く活躍する人がいるのと同じように…
やっぱり僕らみたいなライター・コンサルの世界でも
一瞬稼げる一発屋的な方がいる一方で、
一つのキャリアを本当に愚直に極めて
その分野で活躍し続ける人もいます。
この違いってなにか?を考えると、
『ブームに乗るか、トレンドに乗るか』
という話だと思うんです。
例えば、もうかなり前から
YouTuberの広告収入が激減してる!
とか言われていますよね。
もちろん個人差はあるけれど、
再生数も収入も全盛期の約4割ぐらいになった…
みたいな話もたくさんありました。
別にこの話がどうこうではないんだけれども、
その原因として、、、
やっぱりメディアの乱立は
大きく影響していると考えられますよね。
動画というところで考えれば、
TikTok、ネットフリックス、Amazonプライム、
Hulu、Abema、、、
動画メディアがいろいろ出てきたことで
視聴者の奪い合いになる。
2023年のある調査データによると
4人に1人が「平均2時間以上」
動画を視聴しているらしいです。
でも動画のメディアが増えたからといって
1日の時間は増えませんよね。
なので、必然、
視聴者の奪い合いになってくるので
YouTuberも減ってくよね・・・
みたいなところが原因としてあったりすると思います。
で、なんでこんな話してるのか?
ってことなんですが、、、
やっぱり『ブームには乗っちゃいけないよね』
ってことなんです。
ブームっていうのは、
結局、一過性で終わるもの。
短期で終わるもの。
でも、僕たちが乗るべきなのは
今後10年・20年続くであろう『長期トレンド』です。
例えば、数年前に爆発した
『動画クリエイター』は、完全にブームでしたよね。
副業として、好きを仕事にしたいならこれだ!
みたいなそんな感じで
一気に増えたけれど、半分以上はやめただろうし…
残ってる人たちの大半も結局は
ランサーズとかで1本3000円とか、5000円とか
低単価でなんとか繋いでいる人が多いことも事実です。
ブームって確かに、その瞬間は
かなり稼げるもの。
けれどブームっていうのは
早く終わるものでもあるんです。
タピオカなんかまさにそうでしたよね。
最近なら、高級食パンやからあげ屋も。
なのでどんなジャンルでビジネスするにしても
やっぱ一番やっちゃいけないのは
ブームに乗ってしまうことだと思うんです。
なぜなら、ブームが終われば
市場の需要がほぼなくなるので、
結局、ビジネスそのものが成り立たなくなる。
あとはやっぱり、ブームって勢いで
稼ぐような部分もあるので、
実は自分のキャリアが積み上がっていかなかったりします。
でも僕らはそうじゃないですよね。
ビジネス・事業をやってるわけだから、
やっぱりキャリアを積み上げていかなきゃいけない。
だからこそ、何に投資するべきか?
っていうのは、『トレンド』になるもの。
つまりは、今うまくいってることじゃなくて、
・これからうまくいくこと
・これからも伸びること
これは何か?っていうのを見極めて、
そこに参入していくことが
正しい成長戦略ですよね。
Amazonのジェフベゾスが
『10年先も変わらないものに投資するべきだ』
といった言葉を残しているように…
自分が今、
どんなビジネスをしようか?
どんなキャリアでいこうか?
なにで起業しようか?
そんなふうに考えたときは、
『今稼げるものは何か?』って考えて
参入していくのはNG。
そうではなく、
5年先・10年先もトレンドとして
続いていくものは何なのか?
ここを見定めて、
あなたのビジネスに取り入れたり
参入していって欲しいなと思います。
結局、どの分野に参入するかで、
事業の安定感とか売上は、
変わっていきますよね。
ぶっちゃけ自分のどれだけ稼げるか?
を決めてしまう問題であったりもするわけです。
だからこそ、
長期的にトレンドであり続けるもの。
ここにあなたの時間も労力も
投資していくのがやっぱ一番良いです。
今、あなたが少し方向性に悩んだりするなら、
ブームか?トレンドか?
そこは、きちんと見定めてくださいね。