From:宮川徳生
今日はちょっと個人的な話を。
今年で
セールスライター9年目に
突入しました。
今でこそ
1つのレターで
数百万〜数千万の売上を作ることができる
コピーを書くことができるようになりましたし
大ゴケするようなこともほとんどなく
ある程度レターを書けば
売上を作ることはできるようになりました。
なので、”今”の僕しか知らない人から
「宮川さんだからできる」
みたいな事をよく言われるんですが
キャリアの最初から
そんなことができたわけではありません。
おそらく、ほとんどの人よりも
「できない」部類からのスタートだったと思います。
最初の案件でやったFAXDMは
反応ゼロを3連発しましたし
意気揚々と初めた
あるFCの事業では
商品を1つも売ることが出来ず
400万の初期投資が1円も回収できないなんてこともありました。
また、今では
時間がかかっても丸1日もあれば
1万文字くらいのレターは仕上げられますが
初めの頃は1週間取り組んでも
書き上げられないなんてことはザラ。
「おれ、才能ないのかな」
と思ったことは1度や2度じゃありません。
それに、僕は
頭がいいほうではないので
国語の成績はいつも”3”
400文字の作文を書くのも一苦労だったり
サラリーマンやってる時毎日書いていた日報は
100文字書くのに1時間かかるとか。
しかも、その日報の内容がひどい。
いい感じの文章が書けないので
それこそ小学生レベルの内容です。
「今日は〜をしました。
〜が〜だったので、これからは〜に気をつけます」
こんな程度の日報しか書けないほどの
文章力しかありませんでした。
才能もセンスもない、、、だったら「毎日書く」
ただ、セールスライティングってのは
売る力そのものってのは理解していたので
2〜3年はこのスキルに投資をすることは決めていたので
才能もセンスもない自分が
「どうやって書けるようになるか」
そのために
自分自身と約束をしたことがあります。
それは「毎日書く」です。
お勉強というものが
根本的に苦手なので
インプット主体ではなく
アウトプット主体で
とにかく数をこなして
やりながらうまくなろうと
したわけです。
どんなに才能やセンスがなくても
やりまくれば多少はうまくなるだろうと。
今思えば
すごく極端な発想だったとは思いますが
とにかく書いて書いて書きまくろうと。
そして、練習のために書くんじゃなくて
実際に集客するため、販売するための
コピーを書くようにしようと。
余談ですが
2014年1月から
セールスライティングを初めて
今日2022年3月28日現在まで
お客さんに見てもらうためのコピーを
書かなかった日は1日たりともありません。
これは、僕が数少ない
自慢できることの1つ。
9年間コピーを1日も休まずに
書き続けたという自負は
僕に少なからず「やれる」という自信を
与えてくれています。
「ストーリー」を使ったコピーが最強
まぁ、そんな感じで
才能もセンスもない状態で初めた僕も
9年間書きに書きまくったおかげで
冒頭でお伝えしたような
コピーが書けるようになったわけですが。。。
今日は
「だから、あなたもコピー書きまくってね」と
伝えたいわけではありません。
もちろん
書きまくることで
「感覚」でわかってくるので
オススメしたいことではあるんですが
今日の話の本題はそれじゃありません。
今日あなたにお伝えしたいこと。
それは
僕が9年間3285日、色んなコピーを書いてきた中で
もっとも成果をもたらしてくれたコピーは
いつだって
「ストーリー」を使った
コピーだったことです。
奇跡のリンゴとかは
ストーリーを使って売った例として
有名ですよね。
我々の業界では
「ストーリーを語れ」というのは
当たり前のこととして認識されていますが
ストーリーを語るコピーは当然僕にも
他とは全く違う成果をもたらしてくれました。
例えば
僕の初期の頃のクライアントだった
工務店。
この工務店の家を売る広告も
お客さんのサクセスストーリーを
広告にしたものでした。
このコピーは
出せば必ず3500万くらいの家が最低1棟は売れるという
とんでもない成果がでました。
そして、このコピーは
売れすぎて対応できないという理由で
お蔵入りになるほど
クライアントに富をもたらしました。
これは僕のキャリアの中でも
トップ3に入るヒットコピーです。
他にも
初期の頃のクライアントで
あるFPをやられてる方がいました。
FPなんて
こういう言い方はあれかもしれませんが
差別化がまったくできません。
でも、そのFPの方が
FPになるまでの
苦悩、挫折、FPとの出会い
FPと出会ってどう人生が変わったか。
そうしたことを
ストーリーで語ることで
集客で悩むことはなくなりました。
また、最近では
飲食店向けテンプレを売るCPの時
僕の恩人が
コロナで店を潰すことになり
それに対して僕の想いを語る
コピーを書いたことで
ウチの中でも
歴代トップ5くらいに入る
成約率となったりもしました。
まぁ、事例をあげると
キリがないんですが
ストーリーを語るコピーは
ただ単に悩みに共感して解決策を提示するコピーや
ベネフィットを煽るだけの広告なんかとは比べ物にならないほど
大きな結果をもたらしくれます。
ただ、こういう話をすると
「いやいや、オレには語るようなストーリーはない」
という人が必ずいますが
絶対にそんなことはありません。
必ず誰もが語れる
ストーリーをもってます。
大事なのは
あなたがあなたのストーリーを
認識していないだけです。
あなたがあなたのストーリーの価値に
気づいていないだけです。
自分自身が
今の仕事と出会うまでのストーリー。
お客さんに喜んでもらうために
あなたが汗水流して商品開発をしてきたストーリー。
あなたのお客さんの
ビフォアのストーリー。
創業秘話などなど。。。
必ず誰しもが
語れるストーリーを持っています。
大きな共感を湧き起こす
ストーリーをもっています。
あなたから買いたいと
言ってくれる人をたくさん増やすことができる
ストーリーは必ずあるはずです。
さて、あなたには一体
どんなストーリーがありますか?
さぁ、ストーリーを語ろう!