From:甲斐 慶彦
今日は、最近読んだ本の中で
最も印象深くて、
私の行動に大きな影響を与えてくれた本を
紹介させてもらおうと思います。
セールスライターとしてスキルを高めつつ
会社を辞める機会を伺っている人には
その前に絶対読んでもらいたい本です。
会社を辞める前は
「本当に辞めて大丈夫だろうか?」と
不安でいっぱいですよね?
「勢いだけで辞めたはいいけど、
ほんの数ヶ月で窮地に陥った」
こんな話が聞こえてくるけど
自分は大丈夫だろうか?
いや、ここで一歩を
踏み出さなければわからない!
何とかなるさ!
と、こんな風に
勇気を振り絞って辞めてしまう前に
「本当に大丈夫か」を確かめられるのが
この本です。
この本が示してくれている基準を
満たすことができれば、
自由なライフスタイルを手にしながら、
収入の不安定さに
頭を悩ませることはなくなるでしょう。
逆に、
多くの起業を目指す人や、
自由なライフスタイルに憧れて
会社を辞めた人が、
理想の収入を獲得できず、ほんの数ヶ月で
そのライフスタイルを維持できなくなる原因も
ハッキリわかりやすく示してくれています。
先々の不安を
解消してくれるだけでなく、
「じゃあ、これからどうすべきか?」も
明確に示してくれている本なので、
その点でもオススメです。
何の本かというと…
どうすれば自分の強みを活かして仕事ができるのか?
書籍の名前は
『今いる場所で突き抜けろ!強みに気づいて自由に働く4つのルール』です
http://amzn.asia/d/cInDfqQ
カル・ニューポートという
ジョージタウン大学でコンピュータサイエンス分野の准教授をしている人が
「自分の仕事が好きでたまらない人がいる一方で、なぜ多くの人はそのゴールに到達できないのか?」を科学的に分析・検証している書籍です。
心理学の実験や、実際の事例を数多く使って
楽しく読み進めていける本です。さらに…
「自分の強みを活かして、
豊かなライフスタイルを手に入れるには
何をすればいいのか?」
が、とても説得力のある形で、わかりやすく示されています。
驚くのが、この著者カル・ニューポートの経歴です。
今でこそ先ほど紹介したように『コンピュータサイエンス分野の准教授』をしていますが、この書籍を書き上げたのはそのポジションを得る前の、なんと大学生の時期、でした。
こんな書籍を大学生が書けるのか?というくらいとても内容の濃い名著。
なぜ大学生がこういった書籍を書けたのか?
という背景部分も読み進めていくうちに解き明かされていきます。
『強みを磨き上げることこそが、私たちに素晴らしい人生をもたらしてくれる』
この書籍の大まかなテーマは、こんな感じです。
その強みの磨き方や見つけ方、
逆に強みを磨かずにいると陥ってしまう悲惨なライフスタイルについても、
比較しながらとても印象的に描写されています。
特に衝撃を受けた内容は…
✔ 同じ1万時間を費やしても、プロとアマチュアとが分かれるのはなぜか?
✔ 「どうすれば自分の好きなことを仕事にできるか?」という質問がいかに危ない質問か?
✔ これ以上しがみついてはいけない『即刻辞めるべき職業』の3つの条件
✔ 強みを手にして成功する人のマインドセットと、一生人生に迷い続ける人のマインドセットの違い
特に最後の「強みを手にして成功する人のマインドセット」と「強みを手にできず、一生人生に迷い続ける人のマインドセット」は、私の仕事に対する姿勢に大きく影響を与えてくれました。
ざっくり解説すると、前者は「職人マインド」と表現されています。
「世界にどんなインパクトを与えられるか?」という視点で、仕事に取り組むマインドです。
自然と、技術を伸ばす方向に自分を意識づけしてくれるマインドです。
逆に後者のマインドは「願望マインド」と表現されています。
「仕事が自分に何を与えてくれるのか?」という視点のマインドです。
このマインドに問題があるのは、自分のコントロールできない領域にフォーカスしてしまっていることです。
そもそも不安と隣合わせになるような質問を、常に自分に投げかけてしまいます。
職人マインドを手に入れた人は、自分の技術を伸ばすことに100%集中できます。そしてその状態が、みるみる私たちのスキルを高めて「強み」と呼べるレベルにまで引き上げてくれます。無論「強み」にまで高まったスキルは、私たちに自由なライフスタイルを提供してくれます。
一方、
願望マインドの人は、どんなに技術を伸ばそうと努力したとしても「合格レベル」で止まってしまいます。「対価を得られるか?」で行動が左右されてしまうので、報酬が頭打ちになるタイミングで、技術を伸ばす努力も辞めてしまうからです。
ね?衝撃的な内容じゃないでしょうか。
よくネットで垂れ流されている当たり障りのない情報とは、一線を画する説得力があります。
正直「会社を辞める前にこの本に出会いたかった」とすら思った本です。
この本を読んで「よし、セールスライティングを極めよう」と心に決めました
私はこの本を読んで、
✔ なぜセールスライティングを極めるべきなのか?
✔ これを極めることでどんな人生が待っているのか?
✔ 極めるためにはどんなマインドセットが必要か?
これらを具体的にイメージできるようになりました。
正直、セールスライティングってやってみたら「苦しい」と感じることが多いキャリアです。文章を書くだけの仕事…というイメージがありますが、ある作家の人も「文章を書くというのは命を削るほどの重労働」と評していたりします。
ぶっちゃけ、
コンサルタントのほうが圧倒的に楽だろうな、と。
ただ、この本を読んで…
今磨いているセールスライティングというスキルは、
✔ 長期的に、安定して、なんの不安もないライフスタイルが手に入る
✔ 自分の創造性を発揮できて、人生に大きな意味を与えてくれる
✔ ゆくゆくは大きな影響力を自然と発揮できるようになる
夢のようなスキルであることを確信できました。
もしあなたが会社を辞める前で不安を抱えているなら…、「セールスライティングは自分に最適なスキルか?」と確信が持てないなら…、自分の強みを活かす働き方ってなんだろう?と自分の可能性を再発見したいなら…
時間をとって、この書籍を読んでみることを強く強くオススメします。
あなたが、ご自身の強みに気づき、それを活かして本当に素晴らしいライフスタイルを手に入れることを心から願っています。
P.S. セールスライターの実際の姿を明るくポップに、歌という新しいスタイルで示してくれている記事がコチラ → コチラ