2024/08/23

9年前の8月23日

From:長嶋雄二

本日、
長男が9歳の誕生日を迎えました。

僕にとっては、初めてのわが子。

9年前も、
ちょうど今日と同じように
とんでもなく暑い日で…

当時は、病室で流れる24時間テレビを横目に
陣痛に苦しむ奥さんを励ますことしか
できませんでした。

“9歳か…

ついこの間まで、あんなに小さかったのに
子どもの成長は本当に早い。

息子がまだ赤ちゃんだった頃、
体が弱くて、しょっちゅう熱を出しては
病院通いの日々でした。

熱性けいれんを起こしたりして、
超焦って、心配で眠れない夜も。

だけど、今では元気いっぱいで、
友達と一緒に遊び回ってくれてます。

時間が経つのは本当に早いけど、
彼がこれまで経験してきたことを思うと、
9年という時間が胸に響いてきます。

9歳といえば、3年生なんですが…
2つ下の1年生の娘と比べると、
3年生と1年生は、やっぱり全然違う。

知識も経験も、出来ることもたくさん増えてる。

そう考えると、
彼らの1年間は、本当にたくさんの学びがあって
濃い時間を過ごしているんだと思います。

でもそれはきっと、
彼らが、日々、たくさんの新しい事、
未経験のことにチャレンジしてるからだと思うんです。

でもそんな様子をみて、、、ふと思いました。

“自分はどうか?”

大人になると、
失敗したり、恥をかいたりするのが嫌で
新しい事にチャレンジする機会は、減ると思います。

『安定=成功』
みたいな美学が、日本人にはまだまだ
根強い気もします。

自分の知ってる事、
やったことがある事に逃げてしまい、
成長の機会を逃している…

僕たち大人は、新しい挑戦を避けて、
慣れた道を選んでしまうなんてことは、
ざらにあるはずです。

でも、冷静に考えたら、
1年前の自分と同じことしかできなかったら、
かなりヤバいですよね?

成長しないことが、どれほど危険か?
なんてことは、
子供たちを見ればわかるはずなのに…

「チャレンジしてみろよ?」

「自分で考えてやってみたら?」

「もっと調べてみたら?」

息子に偉そうにいっている言葉を
自分自身がちゃんとできているか?・・・

そう考えると、、、

素直に「Yes」とは言えない部分が
まだまだあるな、、、と思ったんですよね。

成長を止めてしまうこと。

それは後退していることです。

そもそも、日々変化するマーケットを相手に
ビジネスをする僕らにとっては、
「現状維持」なんてオプションはないわけで。

いつだって、現場で活躍する人、
結果を出せる人・出し続ける人は
みんな成長し続けているもの。

もし、今自分の成長を感じられていないのなら…
自分だけ取り残されていることに
気づかないといけないです。

でも、1つ・・・

そんな中で、僕がここ最近、
強く感じていることは…

「キツいな」
「しんどいな」

って思った時こそ、
逃げないってこと。

そんな時にこそ、
成長志向を続けられるか?ってことです。

例えば、うちの息子は
走ることが好きなんですが、、、

最初の頃は、何をしても
目に見えて成長します。

少し技術的なことを覚えたり、
体力がついたりと、
トレーニングすればするほどに、
すぐに成果に繋がります。

例えば、これが100メートル走のタイムなら
1秒縮まるなんてことも、初期段階では
簡単なものです。

でも、これから先、
仮に5年、10年とトレーニングを続けて、
高いレベルの選手になったとしたら…

100メートル走のタイムを
1秒縮めることは非常に難しくなります。

わずか0.1秒のためにも
徹底した努力と工夫が必要になる。

それでも、トップ選手たちは
日々その0.1秒を削り取るために、
緻密なトレーニングや食事管理を行っているわけです。

同じように、僕らライター・コンサルにとっても、
キャリアの初期段階では
何をしても成長を感じられるかもしれません。

新しい知識やスキルをどんどん吸収し、
経験を積んでいくことで自信もついてくるでしょう。

でも、5年・10年と同じ分野で働き、
それなりの知識と経験を得た状態になったとき、
次のステップを踏み出すための
大きな壁を感じる時がくるでしょう。

この時、「現状維持でも悪くない」と考えるのは危険。

このマーケティングの世界では、
他のプレーヤーたちが成長し続けている中で、
自分だけがその場に留まることは
自殺行為だってことです。

「現状維持も悪くない」

そんなふうに思い出したら
一流にはなれないですよね。

成長か・衰退か

素直にふりかえってみて、
今のあなたは、どちらに傾いていますか?