2022/08/06

〇〇な広告の方が4倍効果的

From 古川馨

これまでも何度かシェアしてきた
漫画広告のテストなんですが、
ある一定の傾向が出てきたので
ちょっとシェアします!


どんな傾向かというと、、、


ネガティブな訴求をすると
反応がすこぶる悪くなるということ。


端的に言えば、
CPAがめちゃめちゃ高騰しました。
他の広告の3〜4倍くらい高い。


天と地ほどの差。
かなりの開きが出ています。


ちなみにネガティブな訴求って
どんなものかというと、、、


主に相手の
・恐怖
・怒り
・悲しみ
などのネガティブな感情を刺激して
購買意欲を高める訴求のことです。


例えば、

「このままだと大変なことになりますよ」
「気づいたときには手遅れかもしれません」
「え?まだ使ってないの?」
「これを知らないと損しますよ」

みたいな投げかけをしている
広告ってありますよね


こういう表現をみると
「え、私、大丈夫かな、、、」とか
「このままじゃ、マズイの、、、?」と
不安になったり、心配になったりしますよね。


それによって冷静な判断ができなくなって
ついつい衝動的に何かを買ってしまう


そんな経験はないですか?


健康、コンプレックス、美容、投資なんかでは
よくあるパターンです。


一般的には、このネガティブな訴求は
広告の訴求として有効とされているんけど
漫画広告のテストでは
イマイチ反応がよくありませんでした。


反応が全然取れなかったり、
やたらとBADマークが多数ついたり
CPAもめちゃめちゃ高騰しました。


いくつかの商材で試してみましたが
どれも結果は同じくネガティブな訴求は
反応が悪くなりました。
どうも商材の違いだけではなさそう。


一方で、安心感を訴求したものや
ちょっとエンタメ性があるものは
反応が良かったり、
CPAも安くなる傾向にあります。



なので、
もし、広告に漫画を取り入れるなら
ポジティブな訴求で反応が取れるものを
意識して作っていくのが良い印象を受けています。


でも、それは漫画だけの話ではないかもしれません。


というのも、
ここ最近の広告規制などの流れを見るに
恐怖や不安をあおるようなネガティブ訴求も
いずれ使えなくなる手法ではないか
と感じているからです。


最近のある調査によれば、
9割以上の人がネガティブな広告に対して
嫌悪感を抱くという結果があります。


これはちょっと前に規制された
コンプレックス系の動画とかもそうで
ユーザーが不快に感じる広告は
どんどん規制されるようになったり
表示されなくなってきましたよね。


完全にゼロになったわけではないですが
どんどん削除されたりしています。


要するにこれからの時代
ユーザーに嫌われる広告
ユーザーが不快感を抱く広告は
もう通用しないんですよね


テクニックとしては
効果的な手段だったとしても
それがここ最近の世の中の流れとは
合わなくなってきているのが現状


そうなるとユーザーに好かれながらも
効果的な広告を模索していくしかありません


それはネガティブ訴求ではなく
ポジティブな訴求。



実際、恐怖や不安をあおられて
行動させられるのって
後々冷静になって考えたら
嫌な気持ちになりますよね。
場合によっては、買ったことを
後悔するかもしれません。


それって、長期的にみたら
あまりいいことではないですよね。


なぜなら、恐怖をあおられて買ったところの商品を
再び買おうと思うでしょうか、、、?
きっと思わないですよね。


「買わされた、、、」という
ネガティブな印象を持ってしまって
「二度とあそこの商品は買わないぞ!」
と思われているかもしれない。


ネガティブな訴求って
効果的かもしれないけど
場合によっては印象が悪くなる。
いわば、諸刃の剣なんですよね。


それに「広告の神様」や
「伝説の広告マン」として
有名なクロード・ホプキンスは、
その著書の中で次のように語っていますよ。


“ネガティブな広告とポジティブの広告を比較すると、
ポジティブな広告の方が4倍効果的だ”
って。


そう考えたら、ポジティブな訴求で
広告を作っていくのが
今の世の中の勝ち筋かもしれませんよ。


ぜひ、ポジティブ広告で
お客さんの心を掴みにいきましょう!

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