2018/04/25

200万円のコンサル受けてみた

From:桜井啓太
恵比寿のオフィスより

半年で200万円。

ちょっと前に、ザ・レスポンスの西埜さんが個別コンサルの募集をされていたのを知っていますか?

続々申込が来ているようです。実は幸運にも、ウチの会社も申し込ませていただきました。セールスライター育成・支援事業部というものがあるので、そちらでコンサルティングを受けることになったのです。

どういうものなのか、のぞく機会もなかなかないと思いますので、今回はその様子をちょっとだけお見せします。

第1回コンサルがありました

まずはZOOMを使って西埜さんと打ち合わせをさせていただきました。その際は事業部として目指す目標や、現状の体制について情報共有をしました。

そのZOOM、西埜さんはアメリカからやってました。なんでも向こうでカンファレンス(セミナーとか会議)が開催されていたようです。自分もいつか、マーケティングの勉強にアメリカなどに行ってみたいものです。

そこでは「数字を明確にする」という宿題をもらいました。

実はここで、だいぶ困ってしまいました。というのも、過去にある程度のマーケティングキャンペーンをやってきたつもりですが、あまりにも実績を明確に数字として残すということをやってこなかったことが分かったからです。

こういう事業部の弱点に気づけたことはかなりの収穫でした。まあ、当たり前のことをサボっていただけなのですが…。

それからインターネット広告担当のライターさんや経理の方と打ち合わせを重ね、何とか現状がわかるような数字をまとめていきました。

そうこうして、顔を合わせての第1回が開催されたのが、先週の土曜日です。

商品ラインナップを見直すだけで、収益性は劇的に変わる

そこでは、実に様々なことを気づかせていただきました。

個人的に一番おもしろい!と思ったのは、ビジネスモデルの話です。「アメリカではこうなっている」ということで、商品ラインナップのつくり方を教えてもらいました。

ざっくりとご紹介すると…

  • 無料商品(メールアドレス取得用)
  • 700円程度の気軽に買える商品(詳しい顧客情報をもらう)
  • 29,800〜49,800円の商品
  • 10〜20万円の講座など
  • 50万円のグループコーチング
  • 100万円のマスターマインド
  • 200万円の個別コンサル
  • 300万円の代行

おおまかにこのような価格帯で商品をつくっていくのが流行っているということでした。そういう意味では、ちょうど我々が受けている個別コンサルが200万円であり、このモデルに沿ってつくられていることが分かります。

ということで、これまでこんなモデルを意識して商品開発をしたことがなく、収益化が十分にできていないことが分かりました。

モデルから手を入れる可能性も

このモデルは、もしあなたがウェブマーケティングの仕事を請け負ったときに、十分参考になるものだと思います。というのも、依頼されたセールスコピーだけを書いていても、全然収益が上がらない可能性があるからです。

例えば5万円くらいのセミナー集客を請け負って、そのためのセールスコピーが大成功したとしますよね。しかし、もしかしたら「かなり無駄だった」のかもしれません。

というのはその上のランクに当たる「10〜20万円」の商品がないことによる機会損失です。あったら、その流れで売れたのかもしれませんよね。

逆に下位ランクが必要かも

もしくは逆に、低価格帯をつくることでモデルが改善する可能性もあるわけです。例えばあなたのクライアントが10〜20万円のセミナーをやっているような場合。これが「売れないなあ」と悩んでいるのなら、セールスコピーの問題ではないのかもしれません。

というのも、それより安い29,800〜49,800円の商品を用意すると、10〜20万を買わないような人でも買ってくれるかもしれません。そして、将来的に10〜20万を買ってくれるかもしれませんね。

このようにセールスコピーそのものよりも、クライアントの商品ラインナップをいじることで収益を改善できる可能性があります。僕の場合はまさに自分の事業部の死活問題なわけで、商品開発の必要性を一気につきつけられた思いでした。

セールスライティングはもう通用しないのか!?

それからもう1つ、重大な気づきがありました。

このモデルで言う10〜20万円くらいの商品からは…「ウェブではなくオフラインで売る」ということも一般的になってきたそうです!

これがどういうことか?つまり、「ウェブでセールスコピーを見てもらい、申し込みボタンを押してもらう」という手法「ではない」ということです。

セールスライターの皆さん、仕事がなくなります!

…というのはウソです。仕事がなくなるなんてことはありません。むしろ、クライアントにセールスライティングのありがたみを理解してもらう大チャンスかもしれません。

というのは、これは「オフライン、つまりプレゼンで売る」ということだからです。だから舞台がウェブからセミナー会場に変わっただけ。結局、プレゼンと言ってもそのための構成やスクリプトを作成するのはセールスライターの仕事です。なぜなら、書くかしゃべるかの違いだけだからです。

そんなこんなで、もともとは引きこもってライティングで食っていけるだろうと期待してセールスライターになった僕も、プレゼンをしなくてはいけなくなりそうです。セールスライターになったからと言って、人前に立つ機会がなくなったりはしません。

むしろダン・ケネディの言うように、「人前で話す技術があるからこそ報酬が高いのだ」ということが、この先ますます現実味を帯びてくるということです。

もしあなたが「家で独りで書くだけしたい」というわけではなく、ガンガン最前線で稼いでいきたいと思うのなら、プレゼンは今のうちに準備をしておいたほうがいいでしょう。

ライティングが、より一層楽しみに!

まだコンサルティングは1回しか受けていませんし、諸々行動はこれからです。ですが、だいぶやるべきことが整理できましたし、またこれをしっかりやっていけば必ず収益が上がるだろうということを確信してます。

なので、日々のセールスライティングがより楽しくなりました!

コンサルの様子は今後もできる限り公開していくので、お楽しみに!

PS
今回紹介したのはウェブマーケティングだったり、いわゆる情報商材系のビジネスモデルです。これをセールスライターとしてのあなた自身にあてはめてもうまくはいかないでしょう。

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