2018/10/01

オンラインの事例インタビューで非常事態

From:小野裕史

先日、クライアントのサービスを導入している企業様へインタビューをしました。オンラインでの導入事例のインタビューになります。

私自身、そのクライアントの導入事例は、基本的に全て同行をさせて頂くか、オンラインで参加をさせて頂いています。先日は導入企業が名古屋という事からオンラインで参加をさせて頂いていたのですが、、、事前に防ぎようのない、ある事態に見舞われることになりました。

しかし結果として、今回はクライアント側へたった一つ「お願い」をしていたおかげで、何とか難を逃れることが出来ました。

オンラインでの導入事例インタビューに参加をする場合に注意したい、クライアント側へお願いするだけでリスクを大幅に削減したい方は、ぜひ一読下さい。

事例コンテンツの進め方

事例インタビューも、いくつかの方法や選択肢があります。
クライアントが参加をしない、セールスライターである私たちが代わりに行う代行。クライアントと一緒に行うインタビューの同行。他にもオンラインなのかどうかなど、方法は様々です。しかし私は出来るだけ、クライアントへ同行させて頂く形を取るようにしています。

その大きな理由は、アイスブレイクをする必要が無くなるから。
アイスブレイクトとは相手の緊張を解くことで、より深い話をしてもらうためのもの。

初対面でも距離感をグッと縮めてしまうスキルになります。
相手からしてみれば、会ったことも話をしたこともない人から、いきなりインタビューを始められたらどう思うでしょうか。きっと答える方も緊張度はMAXだと思うんです。

それよりも知っている営業担当者や関係性が出来ている人がいた方が、答える方も答え易いという狙いがあるためです。私の場合は、同行NGの日程をクライアントへ伝えながらも、インタビューを行う日時も導入企業とクライアントで調整をして頂いています。日時が決まった後は、都内近郊であれば同行、遠方であればオンラインでの参加、といったイメージです。

同行をした時は、ヒアリングなどの他に、録音や撮影なども私の方で行なっています。
オンラインの場合も同様で、追加でのヒアリング他に、録音・録画を行います。オンライン時の私の録音・録画オススメは「Callnote」で、これはSkypeやFacebookメッセンジャーなどを録音・録画することが出来ます。

※Callnoteのスクリーンショット

さらに録画している場合は「相手の音声のみ」「こちらの音声のみ」という切り出しも自動で行ってくれるため、オンラインでありがちな声が被ってしまった時も相手の声のみで確認することが出来るので、聞こえないということもなくなるので重宝しています。

今回起こったオンラインで防ぎようのない事態

インタビューはクライアントと共有している質問状をベースに、クライアント主導で進行していきます。途中で聞いておきたいことや深く掘り下げたいこと、最後に確認の意味を込めて質問させて頂くなどが、クライアントと私の導入事例の進め方になっています。

その上で全国どこの企業でも参加させて頂けるのが、オンラインインタビューの魅力。今回はクライアントが名古屋へ、私は普段はクライアント先へ出向して作業をしているため、クライアント先からインタビューを行うことになっていました。

しかし、いざインタビューが始まってみると、、、

こちらのWifiの状態が良くないのか、先方のWifiの状態が良くないのか。またはパソコンの調子が悪いのか・・・。途中で音声や映像が途切れ途切れになってしまい、まともに内容を聞くことが出来ない状況。内容の半分近くは聞き取れないという自体が発生していました。こうなってしまうと、インタビューに参加をさせて頂いても、内容の把握すらもままならない状況になってしまいます

さらに、クライアント側はオンラインでインタビュー内容を録画していると考えています。しかし途切れ途切れのインタビュー映像を見直しても、音声が飛んでいる部分はしっかりと音声が入っていない状態だったんです。こうなると音声を元にした文字起こしは当然出来なくなります。

インタビュー音声がない場合は、インタビューを思い出しながら想像で書き上げることになります。ただ今回は、音声が飛んでいるため内容もほとんど把握出来ていない状態。そこから書き上げることはほぼ不可能ですし、クライアント側へも正直に伝える必要も出てきます。

しかし今回はきちんと音声を元にした文字起こしや編集をすることが出来ました。難を逃れることが出来た理由として、こちらでも録音をすることに加えて、クライアント側からも音声を録音しておいて欲しい旨を伝えていたからになります。

オンラインだからこそ起こり得る、今回のようなWifiや音声の問題。それを想定してクライアントにも録音の協力をお願いしておいて、本当に良かったと思います。その後は音声を文字起こし、編集をして形にした上でコンテンツにして無事に公開することが出来ました。

これまでもクライアント側へは録音のお願いはしていました。
しかし録音をしておいて頂くだけで、実際に使うことはありませんでした。もし、途中から「今まで大丈夫だったから」と準備をしていなければ、もう一度インタビューをし直す可能性も出ていた訳です。

大切なのは、
・今までが大丈夫だから準備しなかった
・知らないから準備が出来なかった
・知ってはいたけど軽視して準備していなかった

とならないことですよね。
もしあなたがセールスライターとしての副業や起業を目指すなら、これを見てセールスライターの準備を進めることをお勧めします。
https://saleswriter.co.jp/sw-next/index.html